5月3日(米国2日)|雇用統計に踊らされる
S&P500 +1.47% ナスダック +1.51% ラッセル2000 +2.27% 金 +0.74% 原油 ▲1.33%

9連騰:
【主要因】米中貿易協議の進展期待さらに膨らむ。①中国商務省、対米通商協議を検討中と表明。②中国、対米通商協議の糸口として、フェンタニル対策検討。
【サブ要因】関税影響を感じさせない堅調な雇用統計。(後ほど詳しく解説します)
把握しておくべき材料とポイント↓
チャート|過去、S&P500が9連騰した日
基本は強気サイン。が、長期ベア相場の初めに起こることがある。

チャート|S&P500の状況
フィボナッチリトレースメント、次の抵抗線に到達。

50日移動平均突破。次は関門200日移動平均。

RSI、ついに買われ過ぎの領域へ。

経済指標|雇用統計
5月2日(米国1日)|8連騰、利確すべきか
S&P500 +0.63% ナスダック +1.52% ラッセル2000 +0.60% 金 ▲2.31% 原油 +1.51%
・ドル高と関税懸念の緩和で金価格は落ち着き気味。ポイントを後述。

上昇理由:マイクロソフトとメタの好決算。メタは関税によるデジタル広告事業への悪影響懸念を和らげ、マイクロソフトは大企業がテクノロジー予算を削減していないことを示唆した。
さらに、米中貿易協議のちょっとした進展あり。中国政府系ソーシャルメディアが、米当局者が貿易協議のため、中国当局に接触したと報じた。
リターン縮小理由:テクニカルが意識された。(後述)
投資判断:相互関税発表で2日連続5%近く下落した際に、「買って気絶します」という動画を出してからアップデートしてなかったが、引き続き気絶予定。一部利確という姑息な手段をとる予定はなし。買い増しも相互関税発表後の安値を切り下げない限り検討する予定なし。注目セクターも国も変わりなし。セクターは、ヘルスケア、次点でマグニフィセント7。国は、米国とインド。
把握しておくべき材料とポイント↓
チャート|S&P500の状況
企業努力と米中貿易協議のプチ進展で、半値戻しを超えて上昇。

50日移動平均とこんにちは。

買われ過ぎの領域に近づく。

チャート|金価格について
4月23日に、米国株と金の相対指数が重要なターニングポイントを迎えているという話をしたが、結果としてレンジは守られた。コロナでの下限をブレイクすることなく反発。金融市場は現状、景気後退を免れると判断している。(年後半の景気後退は避けられないと考える人は、金を買って株を売るビッグチャンス!!)
