【11月19日 相場解説】S&P500・米金利・GDPナウ

19日のS&P500は続伸。0.40%の上昇となりました。

朝方には、ウクライナが米国供給のミサイルでロシアを攻撃、ロシアは核兵器の使用基準を緩和したことが伝わり、売り先行で始まったものの、ボラティリティが高い中で持ち直しました。

テクニカル的には、トレンドラインを再びブレイクできるかが重要です。

また、年平均パフォーマンスと比較してみると、上位20%の平均パフォーマンスがサポートラインとなっているようです。

米金利は下落。ロシアとウクライナを巡る地政学リスクの高まりが意識されました。青線の米10年債利回りは4.40%をつけました。

合わせて、ドルの国際的な強さを測るドルインデックスも下落しています。

yutakabu.comでは、トランプ次期政権下での企業利益の改善、来年の政策発表への期待感から、引き続き米株への長期強気スタンスを継続です。インフレ懸念が本格的に意識されるまでですが。

次に、注目経済指標のアップデートです。昨夜発表されたGDPナウを紹介します。

GDPナウは、アトランタ連銀が公表している、アメリカの四半期ごとのGDP成長率をリアルタイムで予測するモデルです。

11月19日に更新されたモデルでは、2024年第4四半期の実質GDP成長率は、2.6%となり、11月15日の2.5%から上昇しました。背景としては、同日に発表された住宅着工件数のデータを受け、第4四半期の実質住宅固定投資の成長率が-1.2%から0.1%に上昇したことが挙げられています。

今のところ経済見通しは問題なさそうですね。

さて、今夜はいよいよエヌビディアの決算ですが、yutakabu.comでは万が一の暴落時に備えて、キャッシュポジションを積み増しています。どんな決算が出てくるか楽しみですね。

ではまた明日!

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