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月次更新|米国の『生産者物価指数(PPI)』は、企業が製品やサービスを販売する際の価格変動を測定する経済指標です。PPIは、インフレーションの初期指標として重要で、生産者レベルでの価格変動が消費者価格に影響を及ぼす可能性があるため、経済分析に利用されます。PPIの上昇は、企業のコストが増加していることを示し、将来的な消費者物価の上昇、すなわちインフレーションを示唆します。逆に、PPIの下落はコストの減少を示し、デフレーションの兆候となることがあります。(詳細は下記のレポートをご覧ください)
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2025年1月(2/13発表)|1月のPPIは前月比0.4%上昇、ブルームバーグ市場予想を0.1%上回る。コアPPIは前月比0.3%上昇、ブルームバーグ市場予想と一致。
財の価格は0.6%上昇、食品とエネルギーを除く財価格は0.1%上昇。サービス価格は0.3%上昇、宿泊料金の5.7%上昇が1/3の寄与に。PCEの項目でもあるポートフォリオ管理手数料は0.4%上昇、航空運賃0.3%下落、医師の診療費0.5%下落、入院医療費0.3%下落。
yutakabu.comコメント
市場予想を上回るデータではあったが、PCEに反映される項目が抑制気味だったのはポジティブ。宿泊料金は山火事影響か?