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月次更新|『ISM製造業景況指数』と『フィラデルフィア連銀製造業景況指数』を比較したチャートです。ISM製造業景況指数の動向を分析・予測する際に有用です。(データ解説は後述)
フィラデルフィア連銀製造業景況指数とは
フィラデルフィア連銀製造業景況指数(Philly Fed Manufacturing Index)は、アメリカのフィラデルフィア連邦準備銀行が毎月発表する重要な経済指標です。この指数は、フィラデルフィア連銀管轄地域(ペンシルベニア州東部、ニュージャージー州南部、デラウェア州全域)における製造業活動の現状と見通しを示しています。製造業の経営者を対象に、新規受注、雇用、出荷、在庫、価格などの項目についてアンケートを行い、その結果を基に指数を算出します。
この指数の値が0を上回れば製造業活動の拡大を、下回れば縮小を示します。特に、指数の動向は地域の経済状況にとどまらず、全米の製造業や経済全体の先行指標として注目されます。
分析では、製造業の需要動向や景況感の変化を把握でき、マーケットの動向や投資判断に役立ちます。また、ISM製造業景況指数との関係も密接で、フィラデルフィア連銀製造業景況指数はその先行指標として利用されることが多いです。これは、フィラデルフィア連銀指数がより早い段階で発表されるため、ISM指数の動向を予測する手掛かりとして重要視されるためです。
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「地区連銀製造業景況指数」関連チャート↓
ISM製造業景況指数 vs 地区連銀製造業景況指数
CPI・PCED vs 地区連銀製造業 仕入価格指数
ISM製造業景況指数 vs ニューヨーク連銀製造業景況指数
ISM製造業景況指数 vs フィラデルフィア連銀製造業景況指数
ISM製造業景況指数 vs ダラス連銀製造業景況指数
2025年3月(3/20発表)
3月の製造業景況感調査によると、地域全体の製造活動は拡大したものの、その広がりは限定的であった。現状の総合活動、新規受注、出荷に関する指標は低下したものの、依然としてプラスの水準を維持している。雇用指数は数年間で最高値に達した。価格に関する両指数は依然として高い水準にある。調査の将来指標は、今後6ヶ月間の成長に対する期待があまり広がっていないことを示唆している。
yutakabu.comコメント
鈍化したもののプラス圏を維持したのはひとまず安心か。フィラデルフィアでも仕入価格が上昇、今後のインフレ率の数値には警戒したほうがよい。
2025年2月(2/20発表)
2月の製造業景況感調査に応じた企業によれば、地域の製造活動は拡大を続けている。調査の指標において、現在の総合活動、新規受注、および出荷は減少したものの、依然として高い水準にある。雇用指数は低下したが、依然としてプラスである。価格指数は上昇し、長期平均を上回っている。企業は今後6か月間の成長を期待しているが、その期待は以前ほど広範ではない。
yutakabu.comコメント
先月の大幅上昇からの反動減も基調感は堅調。製造業の回復期待は変わらずだが、インフレ面が心配。仕入価格指数が31.9から40.5に上昇した。