参考記事：GDPNow – Federal Reserve Bank of Atlanta
関連チャート↓
【経済指標チャート】米名目GDP・実質GDP
関連レポート↓
【レポート】アトランタ連銀の『GDPNow（GDPナウ）』とは？
【レポート】『名目GDP』と『実質GDP』の違い、それぞれの重要性
【レポート】米国の『GDP』と『リセッション（景気後退）』の関係について
【レポート】米国の『実質GDP成長率』の適温水準は何％なのか
2024/12/18（最新）
2024年第4四半期の実質GDP成長率（季節調整済年率）に関するGDPNowモデルの推計は、12月17日の3.1%から12月18日には3.2%に上昇した。米国国勢調査局から今朝発表された住宅着工件数の報告を受け、第4四半期の実質住宅固定投資成長率のナウキャストは4.7%から5.3%に上方修正された。
GDPNow（GDPナウ）とは
アトランタ連邦準備銀行の「GDPNow（GDPナウ）」は、米国経済の四半期ごとの実質国内総生産（GDP）成長率をリアルタイムで予測するモデルです。GDPNowは、公式のGDPデータが発表される前に経済の現状を迅速に把握するためのツールとして広く利用されています。このモデルは、経済指標や統計データが公表されるたびに予測値を更新し、経済活動の最新の動向を反映させます。具体的には、個人消費、企業投資、政府支出、輸出入などの主要な経済活動のデータを取り込み、GDP成長率の予測を行います。
GDPNowの強みは、その透明性と即時性にあります。予測モデルの計算過程や使用されるデータは公開されており、経済専門家や市場参加者がその予測の信頼性を評価するための情報が提供されています。また、頻繁に更新されるため、経済状況の変化に迅速に対応できる点も重要です。これにより、政策決定者や投資家は、よりタイムリーで正確な経済情報を得ることができ、経済の動向に対する理解を深めることが可能となります。
GDPNow（GDPナウ）の時系列データまとめ
2024/12/18
2024年第4四半期の実質GDP成長率（季節調整済年率）に関するGDPNowモデルの推計は、12月17日の3.1%から12月18日には3.2%に上昇した。米国国勢調査局から今朝発表された住宅着工件数の報告を受け、第4四半期の実質住宅固定投資成長率のナウキャストは4.7%から5.3%に上方修正された。
2024/12/17
2024年第4四半期の実質GDP成長率（季節調整済年率）について、GDPNowモデルによる推計は、12月9日の3.3%から12月17日には3.1%に下方修正された。米国国勢調査局、米国労働統計局、連邦準備制度理事会からの最近のデータに基づき、第4四半期の実質民間国内総投資の成長率の予測は2.4%から1.2%に減少した一方で、実質政府支出の成長率の予測は2.4%から2.6%に増加した。
2024/12/9
12月9日のGDPNowモデルによる2024年第4四半期の実質GDP成長率（季節調整済み年率）は3.3％となり、四捨五入後の12月5日から変化なし。米国勢調査局と米労働統計局からの最近の発表を受け、第4四半期の実質個人消費支出の成長率のナウキャストは減少しましたが、第4四半期の実質民間国内総投資の成長率と第4四半期の実質政府支出の成長率のナウキャストは増加し、変化なしとなった。
2024/12/5
GDPNowモデルによる2024年第4四半期の実質GDP成長率（季節調整済み年率）は、12月2日の3.2%から12月5日には3.3%に上昇。米国勢調査局、米供給管理協会、米経済分析局による最近の発表を受けて、第4四半期の実質民間国内総投資成長率のナウキャストは1.2%から1.8%に上昇した。
2024/12/2
GDPNowモデルによる2024年第4四半期の実質GDP成長率（季節調整済み年率）の予測は、12月2日時点で3.2％で、11月27日の2.7％から上昇した。今朝の米国国勢調査局による建設支出発表と供給管理協会による製造業ISM景気報告を受けて、第4四半期の実質個人消費支出成長率と第4四半期の実質民間国内総投資成長率の予測は、それぞれ3.0％と0.0％から、3.4％と1.2％に上昇した。
2024/11/27
2024年第4四半期の実質GDP成長率（季節調整済み年率）のGDPNowモデル予測は、11月19日の2.6%から11月27日には2.7%に上昇。今朝の米経済分析局による個人所得・支出の発表後、第4四半期の実質個人消費支出の成長率のナウキャストは2.8%から3.0%に上昇した。
2024/11/19
GDPNowモデルによる2024年第4四半期の実質GDP成長率（季節調整済み年率）は、11月19日に2.6%となり、11月15日の2.5%から上昇。今朝の米国勢調査局による住宅着工件数の発表後、第4四半期の実質住宅固定投資の成長率のナウキャストは-1.2%から0.1%に上昇。
2024/11/15
11月15日のGDPNowモデルによる2024年第4四半期の実質GDP成長率（季節調整済み年率）は2.5％となり、11月7日から変化なし。米国勢調査局、米労働統計局、米連邦準備制度理事会（FRB）が最近発表した第4四半期の実質個人消費支出の成長率のナウキャストは増加。第4四半期の実質民間国内総投資の成長率のナウキャストは減少。
2024/11/7
2024年第4四半期の実質GDP成長率（季節調整済み年率）のGDPNowモデル予想は、11月5日の2.4%から11月7日の2.5%に上昇。今朝の米国勢調査局による卸売貿易の発表後、第4四半期の実質民間国内総投資成長率のナウキャストは0.4%から0.8%に上昇した。
2024/11/5
2024年第4四半期の実質GDP成長率（季節調整済み年率）について、GDPNowモデルの推計は11月5日時点で2.4%となり、11月1日時点の2.3%から上昇。アメリカの国勢調査局、供給管理協会、経済分析局からの最近の発表を受けて、第4四半期の実質個人消費支出の成長率の予測が2.6％から2.7％に上昇した。
2024/11/1
2024年第4四半期の実質GDP成長率（季節調整済み年率）について、GDPNowモデルの推計は11月1日時点で2.3%となり、10月31日時点の2.7%から低下。米国勢調査局の建設支出、労働統計局の雇用統計、米供給管理協会の製造業ISM景況報告を受けて、第4四半期の実質個人消費支出と第4四半期の実質民間国内総投資の成長率のナウキャストは、それぞれ2.9％と1.1％から2.6％と0.4％に低下した。
2024/10/25
2024年第3四半期の実質GDP成長率（季節調整済み年率）について、GDPNowモデルの推計は10月18日の3.4％から10月25日には3.3％に下方修正された。アメリカ国勢調査局および全米不動産業者協会からの最近のデータ発表を受け、第3四半期の実質民間国内総投資成長率のナウキャストは3.2％から2.7％に減少した。
