【経済指標チャート】米耐久財受注・コア資本財受注

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米国の経済統計である『耐久財受注・コア資本財受注』は、製造業の動向を示す重要な指標です。『耐久財受注』は、長期間にわたって使用される製品の新規受注額を示す指標です。具体的には、自動車、航空機、家電製品などの製造業者が受け取った注文を測定します。これにより、製造業の活動レベルや将来の生産動向を把握することができます。特に経済の好不況を判断する上で、耐久財受注の増減は重要な指標となります。一方、『コア資本財受注』は耐久財受注の中でも、防衛関連や航空機を除いた非国防資本財を指します。これには、企業の設備投資に関連する機械や設備が含まれ、企業の投資意欲を測ることができます。コア資本財受注は、GDPの民間設備投資の先行指標とされており、企業の設備投資計画を示すため、将来の経済成長を予測する上で重要です。増加傾向にある場合は、企業が経済の先行きに対して楽観的であり、設備投資を増やす意向があることを示します。

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【レポート】『耐久財受注・コア資本財受注』とは|増減から読み解く米国経済の動向

2025年1月(2/27発表)|1月のコア資本財受注は前月比0.8%増、ロイター市場予想を0.5%上回る。
耐久財受注全体では前月比3.1%増、ボーイングでのストライキ終結に伴い民間航空機の受注が急増した。GDPの設備投資の算出に用いられる出荷は3.2%増と堅調。

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