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月次更新|米国のコンファレンスボード『消費者信頼感指数』の時系列チャートです。消費者の経済状況に対する信頼感や将来の見通しを測定する指標で、個人消費の動向を予測する重要な経済指標です。(データ解説は後述)
消費者信頼感指数とは
米国のコンファレンスボード「消費者信頼感指数(Consumer Confidence Index)」は、米国の非営利経済研究機関であるコンファレンスボードが毎月発表する経済指標で、消費者の経済状況に対する信頼感を測定します。この指数は、消費者の現在の経済状態に対する評価(現況指数)と、将来の見通しに関する期待(期待指数)の2つの主要な構成要素から成り立っています。指数は、無作為に選ばれた約3000人の米国消費者を対象にアンケート調査を行い、彼らの収入、雇用、経済状況に関する見解を集計して算出されます。結果はベースラインである1985年の指数値100を基準にして比較されます。
この指標から、消費者の心理、すなわち経済に対する信頼感や購買意欲が分かります。消費者の信頼感が高い場合、個人消費の増加が期待され、経済成長の加速を示唆します。一方、信頼感が低下すると、消費者が支出を抑制する可能性が高まり、経済活動の停滞や景気後退を予測するシグナルとなることがあります。
さらに、この指数は企業や政策立案者にとっても重要な指標です。企業は消費者心理を基に生産計画やマーケティング戦略を調整し、政府は経済政策を設計する際の参考にします。金融市場においても、消費者信頼感指数は投資家の市場心理に影響を与え、株価や為替相場の変動要因となることがあります。そのため、消費者信頼感指数は個人消費の先行指標として広く注目されています。
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応用チャート↓
S&P500 vs 消費者信頼感指数 CCI
「コンファレンスボード」関連チャート↓
コンファレンスボード 消費者信頼感指数
コンファレンスボード 現況指数と期待指数
コンファレンスボード 労働市場に関するアンケート
コンファレンスボード インフレ期待
コンファレンスボード 株高/株安を予想する割合
2025年3月(3/25発表)|7.2ポイント低下の92.9、ブルームバーグ市場予想を1.1ポイント下回る。
消費者信頼感は3月で4か月連続で低下し、2022年以降続いていた比較的狭いレンジを下回った。指数の5つの構成要素のうち、現状の労働市場評価のみがわずかに改善した。しかし、現在のビジネス状況の見方は中立に近づくほど弱まった。消費者の期待は特に悲観的であり、将来のビジネス状況に対する悲観が深まり、将来の雇用見通しへの信頼感は12年ぶりの低水準に落ち込んだ。一方で、過去数か月間比較的強く維持されていた将来の所得に対する楽観はほぼ消え去り、経済および労働市場に関する懸念が消費者の個人的な状況評価に波及し始めていることを示唆している。
2025年2月(2/25発表)|7ポイント低下の98.3、ブルームバーグ市場予想を4.2ポイント下回る。
2月の消費者信頼感は2021年8月以来最大の月間下落を記録した。これは3か月連続の下落であり、指数は2022年以来の最低水準に達した。指数の5つの構成要素のうち、現在のビジネス状況の評価のみがわずかに改善した一方、現状の労働市場状況の評価は悪化した。将来のビジネス状況に見方は悲観的になり、将来の収入に対する楽観的見方も後退した。将来の雇用見通しに対する悲観は悪化し、10か月ぶりの高水準に達した。
2025年1月(1/28発表)|5.4ポイント低下の104.1、ブルームバーグ市場予想を1.6ポイント下回る。
消費者信頼感は2022年以降、比較的安定した狭い範囲で横ばいの動きを示している。消費者信頼感指数は2ヵ月連続で弱まったが、下限値ではあるもののレンジ内にとどまっている。指数の5つの構成要素すべてが悪化したが、消費者の現状に対する評価が最も低下した。特に、労働市場の現状に対する見方は9月以来初めて低下し、景況感に対する見方は2ヶ月連続で弱まった。同時に、消費者は将来の景況感についても楽観的ではなくなり、収入についてもやや悲観的になっている。12月に見られた将来の雇用見通しに対する悲観的な見方が1月にも戻った。