コンファレンスボード 消費者信頼感指数 vs ミシガン大 消費者信頼感指数

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月次更新|『コンファレンスボード消費者信頼感指数』と『ミシガン大消費者信頼感指数』のスプレッドチャートです。米国の景気後退を分析・予測する際に有用です。景気後退前に、スプレッドは低下する傾向にあります。

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チャートの詳しい解説

コンファレンスボード消費者信頼感指数(The Conference Board Consumer Confidence Index)は、アメリカの経済状況を測るための重要な指標の一つで、消費者の経済に対する楽観度や悲観度を示すものです。この指数は、アメリカの民間経済研究機関であるコンファレンスボードが毎月発表しています。この調査では、約3,000世帯を対象に電話アンケートが実施され、現在の経済状況(雇用状況やビジネス環境など)に関する評価と、将来6か月間の期待(収入、雇用状況、事業環境など)についての意見が集められます。このデータを基にして算出される指数は、100を基準とし、それを上回ると消費者が比較的楽観的であることを、下回ると悲観的であることを示します。

ミシガン大学消費者信頼感指数(University of Michigan Consumer Sentiment Index)は、ミシガン大学のサーベイリサーチセンターが発表する指標で、同様にアメリカの消費者心理を測るためのものです。この指数は、電話アンケートを通じて約500世帯を対象に調査され、消費者の経済に対する見方や将来の見通し、また個人の経済状況の変化についての情報が収集されます。この指数も100を基準としており、調査内容としては、現在の経済状況指数(Current Economic Conditions Index)と、将来の経済見通し指数(Index of Consumer Expectations)の2つのサブ指数が含まれています。このデータは、短期的な景気動向や消費者の購買意欲を測るために使用されます。

両指数の主な違いは、調査方法や集計対象、調査内容にあります。まず、コンファレンスボードの指数は約3,000世帯を対象にしており、より広範なデータを基に算出される点が特徴です。一方、ミシガン大学の指数は約500世帯とサンプル数が少ないため、データの幅広さではコンファレンスボードに劣るものの、迅速なデータ発表が可能である点が強みです。また、コンファレンスボードの指数は現状と将来予測の両方を重視している一方で、ミシガン大学の指数はどちらかといえば消費者の感情や心理面に焦点を当てている傾向があります。そのため、ミシガン大学の指数は消費者の主観的な感情変化を敏感に反映しやすいとされています。

さらに、両指数が反映する内容にも違いがあります。コンファレンスボード消費者信頼感指数は、消費者が経済全体をどのように見ているかに焦点を当てており、特に雇用状況やビジネス環境に関するデータが重視されます。一方、ミシガン大学消費者信頼感指数は、より個人レベルの経済状況や消費意欲に関するデータを反映しているため、消費支出に直接的な影響を与える指標として注目されます。このため、投資家や政策立案者は、両指数を組み合わせて分析することで、消費者心理や経済全体の動向をより深く理解することができます。

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