Annotated Chart

【米経済】低所得層ほど、エネルギー高に苦しむ。

提示された2つの表は、米国の世帯を所得順に並べ、各層の中で「エネルギー代が家計の大きな負担になっている世帯」がどの程度の割合を占めるかを示しています。

所得が最も低い層を「デシル1」や「クインタイル1」、最も高い層を「デシル10」や「クインタイル5」として分類しています。表2を見ると、所得が最も低いデシル1では67%の世帯がエネルギー負担に苦しんでいますが、所得が上がるにつれてその割合は急激に低下します。最も所得が高いデシル10では、その割合はわずか0.5%に留まっています。

表3でも同様の傾向が見られ、所得が低い下位20%の層では、半数以上の55%もの世帯が苦境に立たされています。一方で、上位20%の層で負担を感じているのはわずか1%に過ぎません。

これらのデータから、米国経済においてエネルギー価格の高騰は、全ての層に平等に影響を与えるわけではないことが分かります。所得が低い世帯ほど家計に占める光熱費の割合が大きくなり、生活をより強く圧迫するという過酷な現実を浮き彫りにしています。