さてみなさん、やっていきましょう
今回ご紹介したいチャートはこちら
これは、米国経済の方向感を知るうえで非常に重要なチャート
何かというと、米国PMIの拡散指数、PMIのディフュージョンインデックス
つまり、米国のPMI調査のうち、何パーセントが拡大を示しているのかを追ったもの
1975年以降のデータです
基本的なことを説明すると
PMIというのは、景況感指数
企業の「仕入れ担当者」に毎月アンケートを取って作る指数
アンケートは非常にシンプルで
「新規受注は先月より増えたか減ったか」「生産は」「雇用は」「納期は」「在庫は」
こういった質問に対して増えた・変わらない・減ったの三択で答えてもらう
それを集計して一つの数字にしたのが、PMI
PMIの基準値は基本的に、50か0で、この基準値を上回れば景気が拡大していると、基準値を下回れば景気が縮小していると
これがPMI
そして、米国には、PMI調査データがたくさんある
よく耳にするのはISM製造業PMIとか、ISM非製造業PMIとか
他にもたくさんある
各地区連銀が集計しているPMIもある
ニューヨーク連銀とかフィラデルフィア連銀とかダラス連銀とか
あとはS&Pが集計しているPMIもある
これらすべての製造業PMI、サービス業PMIの全データのうち、何パーセントが景気拡大を示しているのかを、このチャートは教えてくれているということ
そして、直近ついに100%に到達した
つまり現時点で縮小を示すPMIがひとつもないということ
少し振り返ってみると、直近数年間、過去に見たことないもたつき局面だった
これは、簡単にいえば製造業だけの不景気
サービス業PMIは拡大圏にあり、製造業PMIは縮小圏にあったことで、こんな過去にない拡散指数の状況になっていた
しかし、そんな状況も脱却して、製造業も完全に拡大圏に入っている
基本的な見方を説明すると
これは、景気サイクルが完全に回復局面から拡大局面に入ったことを意味する
そしてこの拡大局面では大抵、過剰な設備投資だったり、マージン、利益率の急上昇とピークアウトが見られてくる
そして過熱しすぎると、今度は冷やさなきゃいけなくなる
中央銀行が引き締め方向に走る
ちょうどいい引き締めなら、これまでの歴史上も何度かあったように、この景気拡大局面というのは長く続く
しかし急激な引き締めが必要になってしまうと、冷やされすぎてしまって一気に後退局面に向かってしまう
そしてもう一点、重要な事
株としては、一番美味しい時期、安心して全力買いできる時期は過ぎている
それというのが、この前までの回復局面だったわけです
拡大局面の次というのは後退局面ですから
株式市場が先を織り込む性質を持っている以上、拡大局面のなかで株価はピークを迎える
この拡大局面のなかでうまく資産を築くのは、結構難しい
うまく売り抜けられるかという話になってくる
それに、注目すべき株というのが変化してくる
それをうまく買わなきゃいけない
そういった実践的な話を知りたい方は、ぜひnoteで議論してきましょう
今回は以上です
