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巨大IPOを前に…..”話さなければいけない”ことがある…..

皆さんご存知のように、SpaceXのIPO前日にして、相場は “景気づけに” リスクオンとなった。ナスダック100は高値から4%の下落にとどまっている。
1日の値動きで見ると非常に違和感を感じる。分かりやすいリスクイベントを前にして、市場は警戒するような動きを見せなかった。いくつか “有り難い餞別” もあった。トランプ大統領はIPO前日に攻撃を停止した。
オラクルは自らを犠牲にして、AICAPEXストーリーを盛り上げた。
みなさんは目にしなかったかもしれないが、ウォール街からも餞別があった。JPモルガンは数日前にハイパースケーラーの設備投資見通しを引き上げたが、ゴールドマンサックスはIPOを前にして、ハイパースケーラーの設備投資に関して面白いチャートを提出した。2027年のハイパースケーラーの設備投資は、1兆4300億ドルまで余地があると示した。これは、前年比で+89%の増加だ。さてみなさん、忘れてはいけない。ゴールドマンサックスは、SpaceXの主幹事だ。OpenAI、そしてアンソロピックのIPOも1,2番手となるだろう。AIバブルを “できるだけ長く” 維持することに対して、非常に大きなインセンティブがある。
IPOに関与する場合、その銘柄に対して投資判断レポートを発行することは許されていないが、関与していなければレポートを出すことができる。New Street Researchは、SpaceXはIPO価格から+22%の価値があるとレポートを発行した。オッペンハイマーとKGIは「買い」推奨をしている。彼らには何のインセンティブもないから、これは純粋な期待なんだろうと、思うかもしれない。そんなわけがない。流動性というシステム上の問題が生じる巨大IPOに対して「売り」をつけることは、業界から締め出される可能性がある。それよりも、もっと重要な理由もある。彼らは、多くのテック銘柄に「買い」推奨をつけている。それらの銘柄を守りたいはずだ。よって、SpaceXに「売り」をつけるメリットなんて一切ないのだ。これらの “お餞別” が、SpaceX上場に向けた土台を人為的に作り出している。昨日はまさにそんな相場だった。
さてみなさん、フルスロットルでIPO相場を迎える人は流石にいないと思うが、内情を知っている必要はある。ウォール街と既にSpaceXを保有している富裕層に “食い物” にされていると知りながら “おこぼれ” をもらうのと、自分の投資判断は正しかったと思い込むのとでは訳が違う。アンソロピックとOpenAIのIPOも控えている。ウォール街は何としてでも、AIストーリーを崩さないように “努力” してくる。先ほどのように、出す数字がやや過剰だとしても気にしない。ファンダメンタルズなんて関係ない相場に乗り込むのかどうかは各人の勝手だが、ウォール街の “努力” にベットする(ヘッジする)方法はある。IPOが決まってから、私が取り続けているヘッジ手段だ。動画内で個別銘柄に言及するのは気が引けるので、後はyutakabu.comのサイトを見てほしい。動画では言及しなかったが、サイトでは去年から言及していた内容だ。基本的に、動画は後出しになる。リアルタイムで何を見ているか知りたい場合は、yutakabu.comのサイトと、noteを見てほしい。